確実に幸せを増やす方法をご紹介したいと思います。簡単です:
もっと歌う、もっと笑う、もっと感謝する。
それだけです。歌ったり、笑ったり、感謝したりすることは、いずれも幸せのときに自然に出て来ることなんですが、わたしが提案したいことは、特に幸せを感じていないときに、これらのことをあえてすれば、幸せを誘発する効果がある、ということです。
まず、もっと歌うこと。
田舎とかは分かりませんが、東京では外で歌い出すと変てこりんだと思われてしまいます(わたしもそう思うもの!)だからみんなこっそりとカラオケボックスに忍び込んで、わざわざお金を払って歌うのですね...
歌うのはただだよ!と言いたいです。教会に来ればただで歌わせてあげますよ!
僕も歌いまくってます。毎朝の礼拝、日曜日の礼拝、産科クリニックで生まれ立ての赤ちゃんを抱っこしているお母さんたちと、結婚式、お葬式、聖書勉強会が始まる前、病棟で、などなど。
とてもLuckyだと思っています。幸せに感じます。
もっと笑うこと。
この間テレビで、ベットナムのハノイの取材で、公園で笑いの集いをしていた。ただ単に笑っていた、無理やり。心身ともにいい影響を与える、と。日本でもそういう祭りがあります。
残念ながら、日本ではたいていのいわゆる「お笑い芸人」は最近つまらなくて、あまり笑わせてくれないのですが、逆に、あまり笑いを出さないように自分を抑えている人も少なくない気がします。自分もそうだと思います。
(わたしは、帰りの電車できっとスゴイ表情をしています。なぜそう思うかと言うと、家に着くと額に深いしわがいつもできています...)
[この間電車に乗ったらエコバッグを持っている男性がいました。よく見ると、エコバッグから犬のボクサーの顔が出ていました...あのみにくくて可愛いボクサー、頭だけ、ベロを出しっぱなしキョロキョロ見ていたのです...とても可愛かった。
そして気づくと、社内全体の人がそのワンちゃんを見て微笑んでいました。とても気持ちよかった!電車はいつもこんな感じだったいいのにな、と思いました。]
最後に、もっと感謝すること。
いちばん難しいけどいちばん有効な幸せを増やす方法だと思います。
都会の住んでいると緑、日光、土の匂いが少ないせいか、「とりあえず不満病」にかかりやすいと思います。「とりあえず不満病」というのは、大してつらいこと、大変なことがなくても、むしろリッチな生活を送っていても、「とりあえず不満」になりがちのことです。
すでにあるものに満足を見出さない。物足りなさに目を向ける。隣の人をうらやましがる。
情けない病気です!
感謝すべきところがたくさんあるはずです。なかったら探しましょうよ、と言いたいです。
コリー・テン・ブームは、オランダ人の女性で、第二次世界大戦のとき自分の家でユダヤ人をかくまった犯罪でドイツのラーフェンスブルク強制収容所という「生き地獄」に、お姉さんのベッツィーとともに送られました。後でそれについて証を書きました(『わたしの隠れ場』=『隠れ家』という映画にもされました)
収容所で囚人たちが寝る大部屋に案内されると...そこはぎゅうぎゅう詰め、1つのベッドに4,5人が寝ないといけない状態でした。また、汚くて、臭くて、しかもノミだらけ!看守が鬼のように残虐ですし、全く人間が暮らす環境ではなかったのです。
そこで敬虔なクリスチャンであるお姉さんベッツィーは隠し持っていた聖書を開き、読み始めました。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」
ベッツィーは「神に感謝しよう」と言うと、Corrieは耳を疑います。でもベッツィーは、そういうところでも、そういう状況に置かれても感謝できることだってある、と言うのです。
例えば...今日という日も迎えることができたこと。2人姉妹が一緒にいられること。聖書一冊だけ、奇跡的にこっそり持ち込めたこと。他の人に神の愛を伝え、励まして慰める機会が与えられていること。そして、生きる人と死んだ人の父である神と何があってもつながっていること。
しかも、「ノミにも感謝します」、とベッツィー。さすがにコリーは、この祈りには抵抗しました。「それはやり過ぎ」と。(実は、ノミがあまりにも多すぎているので、大部屋に看守たちは入りたがらないのです。そのおかげ、そこだけがオアシスになっていたのです]
もっと歌う、もっと笑う、もっと感謝する。そうすると、必ず幸せを増やすことができると思います。
皆さんは、この方法を試してみませんか?
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