「イエスがそばに行き、手を取って起こされると、熱は去り、彼女は一同をもてなした。」(マルコ1:31)
先週、カファルナウムの会堂でイエスはある男性を虐げている悪霊に立ち向かい、それを追い払われた(マルコ1:21-26)。それと比べると、今度の「奇跡」――イエスがペテロのしゅうとめの高熱を癒される出来事は、何かしら取るに足りないものに感じる。でも神は世の中の強大な悪に対処なさるだけではない。確かに神は悪を憎まれるが、同時にわたしたちを熱烈に愛しておられる。だから、わたしたちを悩ませていること、豊かな命を妨害することにまで、関心を寄せてくださる。イエスは、悪を追い出すだけではなくて、喜びをもたらすためにも来られたのである。
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