2012年4月19日木曜日

み名によって(使徒言行録4:5-12)

「あなたがたもイスラエルの民全体も知っていただきたい。この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけて殺し、神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、イエス・キリストの名によるものです。」(使徒言行録4:10
聖書では誰かの「名により」行動を取るというのは、その人のように、その人の権限をもって動く---つまり、その場でその人の代理人となる、という意味を持つ。イエスがこの世に遣わされたのは、罪人に赦しを、疲れ果てている人に癒しを、抑え付けられている人に自由をもたらすためであった。十字架によってこの働きに終止符が打たれたわけではない。むしろ、復活のキリストがその権限を教会に委任し、赦しと癒しと解放の働きを継がせてくださったのである。わたしたちの課題は、イエスのみ名によって、イエスのように、み国の力をしっかり行使していくことである。

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