先々週、礼拝堂で尊敬すべき年長の聖歌隊メンバーが亡くなった。その葬儀は僕がアメリカにいっている間に行われたので、残念ながら立ち会うことができなかった。
この方は病院のもと職員でもあった。経営管理に関わる立場で、病院の成長に伴うさまざまなトラブルが発生する時代を過ごした。よくそういうトラブルの矢面に立っていたようである。
強い意見を持ちしばしば衝突し合っていた管理者の中にいたはず。決して穏やかな環境ではなかったと思う。
それにも関わらず、先日、亡くなった方の同僚から上記の言葉を耳にした。
そう言われてみると、チャペル委員会(礼拝堂の運営委員会)や聖歌隊の飲み会など、いろいろな場面でこの方と接する機会があったけど、いつもポジティブな話し方をしていたよね、と今になって気づいている。
「人の悪口を一切言わない。」そういうポリシーを徹底できる人はそんなに多くはいないと思う。少なくとも、そう思ってもらえない自分がいる。
ところが、聖書によれば、悪口を言わない人でない限り、神に近寄れない。
主よ、どのような人が、あなたの幕屋に宿り
聖なる山に住むことができるのでしょうか。
それは、完全な道を歩き、正しいことを行う人。
心には真実の言葉があり
舌には中傷をもたない人。
(詩編15編1-3)
まさに、僕はstill a long way off だね。罪深い心が新たにされるのは、いかに時間がかかるか!
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