2011年6月14日火曜日

邦訳の難しさ

最近楽しく読み始めた、デービッド・ベントリー・ハート著『Atheist Delusions』のタイトルは、日本語にどう直したら良いだろうか。

Googleで検索すると、5月末すで次のようなニュースがありました。

2011年度のマイケル・ラムゼイ賞はデービッド・ベントリー・ハート著『無神論者の誤解』に
無神論者の誤解。まあ、内容で言えばあっているだろう。

だけど、近年派手に中傷され続けている教会史の真相を回復しようとしているハート博士は、意図的に有力な無神論者であるリチャード・ドーキンズのベストセラー『The God Delusion』をもじっているに違いないと思う。

ドーキンズの著作はすでに『神は妄想である』、と挑発的に邦訳されている。本の本質にピッタリ。それに対して、『無神論者の誤解』は意気地がなさ過ぎるのではないかと思う。


こんな感じかな

ちなみに、Atheist Delusionsを紀伊國屋書店BookWebで検索すると英表記の上に紀伊國屋書店のHP編集者は正しく直してくれていると思う:
無神論は妄想である

そうこなくっちゃ!その書名で一刻も早く邦訳されるといいなと思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿